令和5年度太良町議会議員活動報告
令和5年第2回太良町議会(一般質問)
太良町の歴史を未来につなげる事について
太良町は石器時代からの歴史を有する土地であり、2000年を超える文化の積み重ねがある。
現代においては、多数の文化的・歴史的遺産が風化してきており、未来の太良人へ受け継ぐ事が困難になってきている。我々世代が受け取ったものを次につなげるためにも、町政としての取り組みと考えを問う。
- 多良岳は日本最古の霊山であるが、この重要性についてはどう考えているか。
- 町内各地にある神社や祠、社などの管理はどうなっているか。
- 現在町が認識し、標識や標柱などを設置しているのは何箇所あるか。
- 本町における文化遺産・歴史遺産の定義はどうなっているか。
- 町内の文化遺産を保護するための年間予算および人員はどれほどか。
- 著しく劣化、損傷している遺産の修復についてどのように考えているか。
- 本町を自然と文化・歴史遺産の保護区として認定し、観光資源としても活用する事についてどのように考えるか。
令和5年第1回太良町議会(一般質問)
1、畜産と農業の連携について
本町における、畜産および農業は主たる産業として確立している。現在、インフレにより、経営リスクが高まっており、町内資源の循環を強化し、産業を下支えする必要がある。
そこで、以下について問う。
- 畜産における飼料高騰の状況は。
- 農業における化成肥料高騰の状況は。
- 本町における畜産支援は何を行っているか。またその効果は。
- 本町における農業支援は何を行っているか。またその効果は。
- 畜産堆肥の利活用の現状は。
- 地産地消を後押しする方策はとっているか。
- 活用可能な地域資源はどのようなものがあるか。
- 地域資源を活用した有機農業推進についてはどう考えているか。
2、学校給食について
学校給食は、食について日々学ぶ機会として非常に重要である。本町では給食費無償化をおこなっているが、現在の運営状況および今後の見通しについて問う。
- 学校給食は教育においてどのような役割があるか。
- 給食費無償化に必要な年間予算は。
- 給食費無償化の財源はどうなっているか。
- 学校給食における食の安全性はどのように担保されているか。
- インフレにより、調達コストが上昇した場合、給食が質素になる可能性はあるか。
- 町内産食材は全体の何%か。
- 地元名産の食材を子供たちに食べてもらう機会はあるか。
令和4年度太良町議会議員活動報告
令和4年第6回太良町議会(一般質問)
1、移住定住について
人口減少が急速に進む本町における、諸問題に対しての取り組みについて問う。
- 10年後の本町の人口予測は。
- 現在の移住・定住に対する施策はなにか。そしてその効果は。
- 近年移住されている方はどのような点に惹かれて移住しているか。
- 事業後継者としての移住者受け入れの体制をつくることは可能か。
- 町に不足する専門技術人材の受け入れの窓口として、地域おこし協力隊制度を活用できないか。
- 空き家活用に必要なリフォーム等に町内産木材を提供できないか。
2、婚活支援施策について
人口増加に向けて、婚活支援を行っているケースがある。本町での施策展開の可能性について問う。
- 直近5年の婚姻数は。
- 本町における、婚活支援を行った事例はあるか。
- 婚活支援の他市町での事例はあるか。
令和4年第4回太良町議会(一般質問)
1、インフラ維持について
町内における道路インフラは、将来に渡り維持・管理すべき重要な項目である。現在の状況と今後のインフラ維持戦略について問う。
- 本町が維持管理に責任をもつ農道・町道・林道・里道はどれほどあるか。
- 道路の維持管理にはどのような項目があるか。
- 維持管理における優先度は、どのように決定し実行しているか。
- 町内の建設業にたずさわる方々の平均年齢は。また、年齢のボリュームゾーンはどのあたりか。
- 入札における不調・不落は発生しているか。
- 10年後、道路インフラを整備し続ける事は可能か。
2、地区運営の将来について
人口減少と高齢化に伴い、地区運営が厳しさをましている。行政の現状認識と今後の対応を問う。
- 町民の平均年齢は何歳か。また高齢化率は。
- 地区運営における問題点は。把握していない場合は、何故把握していないのか。
- 区長の業務上の負担が増加しているが、それを緩和する策は。
- 行政職員と区長の1対1のマッチングを行ってはどうか。(行政職員1人が1つの地区を担当し、区長が相談出来る制度。)
令和4年第3回太良町議会(一般質問)
1、運転免許証返納後の暮らしについて
本町は運転免許返納後の方にとって、暮らしやすい町かを問う。
- 本町で運転免許証を保持していない方は何名で、人口の何%にあたるか。
- 免許証を返納する理由は何か。
- 免許証返納後に暮らしにおける変化はどのような事があるか。
- 免許返納に際し、その後の暮らしなどを含めた行政相談窓口はあるか。
- 免許証を返納した高齢者に対し、本町ではどのような支援を行っているか。
- 買い物支援において、移動スーパーなどを検討しているか。
- 移動支援としてのタクシー券配布、及びコミュニティバス運行の有効性をどのように評価しているか。
2、空き家活用について
増え続ける空き家問題についての具体的な対策を問う。
- 本町における空き家は何件あるか。
- 空き家バンクに登録されている物件は何件か。
- 空き家の有効利用に向けて、本町ではどのような支援を行っているか。
- 移住についての問い合わせは直近5年間で何件ほどあるか。
- 空き家の有効利用に向けた課題は何か。またそれに対する対策は。
- 空き家に付随する畑や山林が放置されているケースがあるが、それに対する対策はあるか。
- 家や土地の相続等で相談できる窓口はあるか。
令和4年第2回太良町議会(一般質問)
1、畜産振興について
本町における畜産業は一次産業の中でも大きなシェアを占めており、重要な産業である。これからの畜産行政のあり方について問う。
- 本町における畜産の県内シェアはどれほどか(鳥、豚、牛)。
- 畜産業の年間税収はどれほどか。
- 飼料高騰の経営への影響はどれほどで、行政としての支援はあるか。
- 堆肥の処理にまつわるコストは鳥、豚、牛でどれほどか。
- 堆肥の年間発生量はどれほどか。
- 堆肥の町内外利用を促進する方策はないか。他市町での事例は。
- 農業で使用する化成肥料が高騰しているが、堆肥を活用した有機農業推進は可能か。
2、5-11歳へのコロナワクチン接種について
5〜11歳へのコロナワクチン接種が始まるが、現在の町のワクチンに対する認識を問う。
- mRNAワクチンの短期、中期、長期のリスクはどのようなものがあるか。
- 本町での使用を予定しているワクチンはどのようなもので、使用期限はいつまでか。
- ワクチンの効果は。
- ワクチンのリスクについての説明はどのように行っているか。
3、小中学校でのマスク着用について
小中学校でのマスク着用が行われているが、こどもの健全な発達、発育に深刻なリスクが懸念されるため、現状とこれからについて問う。
- マスク着用はいつまで要請するのか。
- マスク着用による感染予防効果は何を根拠にしているのか。
- マスクの長期間着用によるリスクを把握しているか。
令和3年度太良町議会議員活動報告
令和3年第4回太良町議会(一般質問)
1、太陽光発電の無制限な開発について
太陽光発電は、過疎地における耕作放棄地活用の観点から推進されているが、近年における豪雨災害を鑑みて、本町において長期に渡る影響を考慮し、適切な規制を行う必要性について問う。
- 本町における、太陽光発電パネルを敷設している面積はどれほどか。
- 太陽光発電を行う上で、近隣住民とのトラブルや災害などを行政は把握しているか。
- 土砂災害特別警戒区域・土砂災害警戒区域・地すべり警戒区域のいずれかに指定される場所において、現在計画されている太陽光発電開発はあるか。
- 太陽光発電の契約はおおよそ 20 年だが、20 年後にパネルの撤去や現状復帰が業者の倒産によって行えない場合、行政はどう対応するか。
- 自然環境保護は太良町にとって生命線だが、太陽光発電を規制する条例の制定はしないのか。
2、新型コロナウイルスワクチンの未成年者への接種について
新型コロナウイルス感染対策の一つとしてワクチン接種が進められている。治験中のワクチンを未成年者へ接種する事は慎重になるべきだと思うが、ワクチンに関する行政の認識を問う。
- 本町で使用されているワクチンの種類と当該ワクチンの治験終了日はいつか。
- 接種希望者への短期の副反応、長期のリスクについての説明はどのように行っているか。
- これまで本町で確認されている副反応は何件で、どういったものがあるか。
- 日本国内において、新型コロナウイルスへの感染によって死亡、または重篤な状態になった未成年者の数は何名か。
- 未成年者への接種はどのように行う予定か。
令和3年第2回太良町議会(一般質問)
1、令和3年度予算について
令和2年度はコロナウイルスによる社会の混乱から始まり、これまで無かったような水害に本町も見舞われました。さらには、職員の逮捕・起訴という行政の信頼を著しく損なう事件もありました。町民の生命・財産を守り、健やかな暮らしを実現するにあたり、行政への不信を抱えたままでは、町民の協力が得られません。今後の町運営に際し、もう一度町民と行政が一丸となって取り組む為にも、新年度予算編成にあたっての思いを問う。
- コロナウイルス感染症による経済的ダメージが今後さらに波及する事が予測されるが、本町としての経済をもり立てる策は何か。特に人口減少による地域活動の鈍化に対す
る対策はあるか。 - 災害におけるリスクを最小化するために、7月豪雨から何を学び新年度の取り組みとして行うのか。また、その策が危機管理において十分であるという根拠は何か。
- 行政への信頼を取り戻す為に、職員の資質向上への投資が必要だが、具体的な取り組みはどのようなものになるか。
令和2年度太良町議会議員活動報告
令和2年第6回太良町議会(一般質問)
1、鳥獣被害対策について
本町における鳥獣害対策について問う。
- 鳥獣被害の状況は。
- 鳥獣被害対策の本町の支援はどのようになっているか。
- 猟師の人数は、今後 10 年間でどのように推移する見込みか。
- イノシシ駆除の年間実績(成獣・幼獣)頭数は。
- 報償金の支払い総額は。
- 報償金の支払いが年1回であるのは何故か。複数回は可能か。
- 箱罠やくくり罠、エサなどの経費に対する助成は可能か。
- 猟師育成師弟制度を新設し、師匠への教育協力金を支払えないか。
- 駆除したイノシシの再資源化施設をつくる必要があるのではないか。
2、行政のデジタル化について
行政のデジタル化推進について問う。
- 本町で購入・管理・運用しているコピー機、プリンター、複合機、FAXの数は、それぞれ何台あるか。
- 年間の総印刷枚数および総費用はどれほどか。
- 1日あたりの紙使用量はどれほどか。(年間使用枚数/年間稼働日数)
- 印刷された紙は、保管もしくは廃棄となるが、その割合はどれほどか。
- 紙文書の保管に必要なスペース(棚何個分、倉庫何㎡)および費用はどれほどか。
- 保管に際して、セキュリティ上の問題は無いか。
- 職員のITリテラシー向上の為の取り組みはどのように行っているか。
- デジタル化推進の枠組みや計画はあるか。無ければ何故無いのか。
- 行政のデジタル化によって、どの程度の工数削減が見込めるかを把握しているか。
令和2年第4回太良町議会(一般質問)
1、災害対応について
7月豪雨の災害対応について問う。
- 消防団への出動要請回数は何回で、内容はどういったものであったか
- 今後、人口減少及び高齢化により消防団の活動可能領域が狭まる事が予想されるが、災害復旧を速やかに行う為に必要な施策は検討しているか
- 災害救助法の適応が無かった理由は。災害救助法が適応された場合、今回の災害で賄う事が出来た費用はどういったものがあるか
- 災害関連情報を一元化し、個人へ直接情報発信をできないか
2、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済政策について
- 今後、景気の減速が予測されるが、本町としてのサバイバルプランはどうなっているか
- 今後の経済政策はどの程度まで行う予定か
- 役場内で感染者が発生した場合、行政機能を止めないようどういった手立てを講じているか
3、行政運営の健全化について
- 今年度の残業時間はどの程度か
- 職員の負荷が増大しているが、健康上のリスクをどのように管理しているか
- 災害対応において、他市町からの支援は受け付けているか
令和2年第1回太良町議会(一般質問)
1、林業振興について
多良岳 200 年の森構想実現に向けた今後の林業振興について具体的な方策を問う。
- 森林環境譲与税の本町への交付額とその使途はどうなっているのか
- 最初の主伐に最短で 150 年必要だが、150 年後の太良町の人口規模はどの程度か
- 150 年間、間伐を含む管理が必要だが、その間の必要な人員や予算はどのように工面するのか
- 林業後継者を育成するための具体的な施策は。子供向けの森や林業の教育、林業大学校の創設などは検討しているか
- 付加価値創出のため、太良町産木材のFSC認証取得状況と、町内での商品開発についての考えはどうか
- 町内には単身者用住居が不足しているが、町内産木材を使用した単身用長屋を複数建設してはどうか。
- 広葉樹を増やす陳情が漁業者から上がっているが、その対応はどうなっているか。
2、災害に対する備えについて
本町の災害に対する備えについて問う。
- 災害時の食料や生活用品、トイレなどの備蓄状況はどうなっているか
- 災害時及び復旧時の情報の収集、伝達、共有、発信の仕組みはどうなっているか
- 災害対応時における、受援の体制はどうか。自衛隊、国、県、消防、警察及びNPOやボランティア団体の特定や協働計画づくりなどの話し合いはできているか
- 被災ごみの収集場所の想定はどこか。どの程度の受け入れが可能か
- 自衛隊が展開する場所の想定はどこか。どの程度の規模の受け入れが可能か
- 独居高齢者を含む要支援者の救済計画はどうなっているか
令和元年度太良町議会議員活動報告
令和元年第7回太良町議会(一般質問)
1、高齢者の生活支援について
高齢者福祉は本町にとって最重要課題であり、増え続ける支援先と減り続けるサービス提供者数のバランスを取ることが困難になると予想される。
そこで、高齢者の生活の不安を軽減し、なお且つ、行政負担の低減を目的に技術を活用した課題解決のあり方について問う。
- 現在の高齢者(独居・日中独居)の状況と今後の推移見込みはどうか
- 高齢者や要介護者との日常的なコミュニケーションはどのように行われているか
- スマートスピーカーを用いた高齢者見守り及びコミュニケーション活性化の考えはどうか
2、ふるさと納税制度について
ふるさと納税制度は、本町にとって非常に重要な財源として成長している。国のルール変更により、制度活用のためには非常に多くの配慮や準備が必要となっている。今後のふるさと納税制度への取り組みについて問う。
- これまで寄付をくださった方の総数とその方々への情報発信はどうなっているか
- 寄付に対する使途公表方法とその効果はどうか
- ふるさとチョイス以外の寄附窓口を利用しないのはなぜか
- 経費 50%ルールへの対応には広告費の削減が必要と考えるが、寄付額を維持することは可能か
3、町民への情報提供等の方策について
現在、行政からの町民への発信や意見収集は主に紙媒体を通じて行われている。紙媒体は配付に手間がかかり、町民の中には負担になっている方もいる。第5次太良町総合計画(素案)に対する意見収集の例を用いて、今後の情報発信・受信についての方策を問う。
- 第5次太良町総合計画(素案)に寄せられた意見件数とその内容の取りまとめはどうなっているか
- 現在の情報提供方法とその効果はどうか。また、明らかになっている改善点はどうか
- 情報技術を活用した低コストかつ確実な情報発信・受信への取り組みの考えはどうか
令和元年第6回太良町議会(一般質問)
1、学童保育について
本町では学童保育を小学校の空き教室を活用し行っているが、利用者の増加による不健全な混雑と現場負担の増加、資金不足による設備不足が懸念されています。太良町の未来を担う子どもたちに、負担を押し付けてしまわないよう、学童の現状とこれからを質問します。
- 現在の利用人数に対する、一人あたりのスペース及び指導員の人数は子供の健全な発達・育成において適正であるか
- 「子供・子育て支援法」で指導員の処遇を改善し人員確保に努めるよう明記されており、また、処遇の改善費を増額して予算化し活用しやすくなっているが、処遇改善への取り組み計画と進捗はどうなっているか
- 子供への学童保育満足度調査は行っているか。行っていない場合はその理由は何か
2、町内在住外国人について
外国人技能実習生や配偶者など、外国人が太良町にも増加しています。外国人の増加に伴い、生活の不安を軽減し、地域に受け入れる体制づくりが必要です。特に日本語習得は生活・仕事における必須項目であり、受け
入れ体制の基礎となるため、現状と対策について質問します。
- 町内在住の外国人における、日本語検定取得状況はどうなっているか
- 太良町は日本語教室が開設されていない「空白地域」となっているが、文化庁の「地域日本語教育スタートアッププログラム」を活用し、「空白地域」解消を行ってはどう
か
3、地域おこし協力隊について
日本全国の自治体で、地域おこし協力隊を積極的に呼び込み、課題解決の推進力を獲得しています。
地域おこし協力隊という制度はあくまで地方自治体に対する国の交付金措置として実行されるので地元自治体の財政負担がない比較的導入しやすい制度だと考えられます。太良町としての協力隊受け入れについて質問します。
- 地域おこし協力隊の受け入れについての検討状況はどうなっているか
- 来年度からの受け入れは可能か。不可の場合、受け入れに際する本町の課題は何か